アルバトランダー602

出走年

2015年第1戦アメリカ〜第10戦日本

チーム

アルバトロスD.D.T

ドライバー

大友譲二(〜第9戦ドイツ)、F・P・トスティ(第10戦日本)

全長

4126mm

全幅

2076mm

全高

1002mm(キャノピールーフ含む)

車体重量

680kg

総排気量

5000cc

最大出力

1200馬力・15000回転

最大トルク

130kg-m・11500回転

最高速度

415km/h

エンジン

アオイ サイバーサイクルV8

構造

フルタイムサイバービスカス4WD

ボディ材質

C.F.R.P

変速機

前6後2

STAG C.F.Rのブルーウィンズが初年度を制する等、CF黎明期において一時代を築いた高速ラリーカータイプだったが、2014年にA・G・Sが走行中に車高を変えられる可変シャシーのエルコンドルB14を投入。それにより、オンロード向きのマシンのオフロードでのハンデが少なくなり、2015年に世界GPXに参戦したマシンでラリーカータイプはわずかに2台。3年前から変わりの無いボルドーバイオレットのプラシーボF71を除くと、このマシンだけであり、事実上、CF最後のラリーカータイプということになる。外見的に大きな特徴は、マシン上部に装備されたバードサーチャー。平常時にはリアウィングとしての機能を果たしているが、分離させて飛ばし、コース状況を偵察させることが出来る。エンジンはアオイの1/8(V8エンジン)、シャーシもアオイ製を使用し、「オフロードの鬼」大友譲二のドライビングと相まって、悪路、悪天候のレースで強さを発揮。サーキットや市街地でのレースでも着実に入賞し、最高4位、総合9ポイントを獲得した。しかし、大友はその間サイバーシステムを使ったことが無く、それが仇となって、第9戦のドイツ、ハイテクドームで大クラッシュを引き起こす。それにより、最終戦の地元日本GPには参戦できず、代わりにトスティがステアリングを握った。

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