スペリオンGT

出走年

2015年第1戦アメリカ〜第5戦イギリス

チーム

アオイフォーミュラ

ドライバー

新条直輝

全長

4734mm

全幅

2262mm

全高

987.3mm(ルーフまで)

車体重量

745kg

総排気量

5000cc

最大出力

1450馬力・16000回転

最大トルク

130kg-m・12500回転

最高速度

435km/h

エンジン

アオイ サイバーサイクルV12

構造

C.T.S.6WDS

ボディ材質

C.F.R.P

変速機

前6後1

ヨーロッパF3チャンピオン、新条直輝を迎えて初のCF制覇を目指したアオイが、2015年シリーズに投入したマシン。販売戦略上の理由などからあえて市販車に近いフォルムとなってはいるが、中身はまったくの別物。高速巡航性の向上のため後4輪の6輪方式を採用し、パワー・スピード・コーナリングの全てにおいて高い水準に達している。また、高速走行時にはフロントスポイラーが伸びて挙動を安定させている。リアを左右に展開して起動するブースト、ピーコックウィングによる加速はシーズン序盤では最高の性能を誇った。富士岡クオリファイ、全日本GPXでは、多少のアクシデントに見舞われるが、他のマシンからは性能がずば抜けているため、難なく連勝。世界GPXでも初戦で無難に5位入賞を果たし、続くペルーGPではリアタイヤがバーストするトラブルに遭うが、6輪だったのが幸いし、初表彰台を得る幸運も。ブラジル、カナダ、イギリスではトップ独走し、そのポテンシャルの高さを見せるが、そのままチェッカーを受けたのはカナダだけであり、そのため、第6戦からは後継マシンであるファイアースペリオンG.T.Rへその座を譲ることになった。

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