カウンターアローT.O.S

出走年

2015年第3戦ブラジル〜第10戦日本

チーム

コーイヌールフォーミュラ

ドライバー

日吉明

全長

4495mm

全幅

2278mm

全高

996mm(ルーフまで)

車体重量

697kg

総排気量

5000cc

最大出力

1400馬力・17000回転

最大トルク

138kg-m・15500回転

最高速度

439km/h

エンジン

STAG サイバーサイクルV12

構造

フルタイムサイバービスカス4WDS

ボディ材質

S.C.F.R.P

変速機

前6後1

低迷していたコーイヌールが挽回を目指して2015年シーズンに投入したマシン。日吉へのライセンス発給が遅れたため、世界GPXへの登場はチームの地元での第3戦からとなった。前世紀F1のティレル019を思わせるハイノーズ+アンヘドラルタイプのフロントウイング、翼端板が突き出した感じのリアウィング(エアブレーキとしても機能する)が特徴。また、アーチを描く格好のリアカウルの空力的な効果は、後にアスラーダAKF-0でも流用されたことで証明されている。エンジンも当時ではトップクラスのパワーと馬力を誇っていたが、フォーミュラ系のマシンのためオフロードには適さず、フロントサスペンションも独自のものを採用したが、トラブルも多かった。そんなこともあって、デビュー戦こそ地の利を活かして、激しく天候の変化するレースをモノにして2位表彰台に登ったが、結局これがシーズンで唯一の入賞に終わってしまった。

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