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日吉明(日本) |
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●1997年8月21日生まれ(25歳) |
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14歳の時にカートを始め、16歳で全日本選手権2位に入り、翌年CFにステップアップ。この年からCFに復帰したスゴウアスラーダから第9回全日本CFGPXに参戦する。当時まだ弱小だったスゴウで奮闘するが、惜しくも及ばず5位に終わる。翌年もスゴウから参戦するはずだったが、富士岡クオリファイ当日にニューマシンのアスラーダに風見ハヤトがドライバーとして登録されてしまい全く走れず、失意のうちにブラジルへと渡る。そしてブラジルCF選手権に参戦するが、結果を出せずにいた。そんな時にピタリア・ロペから声を掛けられ、彼に師事することになり、徐々にその力を伸ばしていく。そして、ロペの後押しにより名門コーイヌールへ移籍し、ついに念願のスーパーライセンス獲得を果たした。世界GPXはスーパーライセンスの認可が遅れた為、第3戦チームの地元ブラジルGPから参戦を開始するが、ここで古巣から日吉の代わりに出場する風見と因縁的とも言える激しいバトルを展開し、これに競り勝ってデビュー戦で2位表彰台の快挙を成し遂げる。しかし、このシーズン残りのレースでは時折光る走りは見せるものの、マシンの信頼性が今一つで、結局入賞も重ねられずに終わる。だが、師匠のロペが最終戦で引退を表明、所属していたA・G・Sのテクニカルディレクターに就任する事になり、日吉が後任のドライバーに指名され、一躍トップチームのシートを得ることになる。ロペのバックアップの下、新チーム1年目は8回の入賞を飾り、2年目は表彰台2回を記録するなどここまでは順調に階段を昇っていたのだが、翌年からチーム力の下降に伴い徐々に成績が低下。2019年はついにノーポイントに終わり、ロペからも見捨てられてチームから解雇されてしまう。そのため翌年は古巣のコーイヌールへ再び移る。移籍1年目は無得点に終わってしまったが、2年目の2021年はA・G・Sを1ポイント、2022年も2ポイント上回り、意地を見せた。 |