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マリー・アルベルト・ルイザ(スイス) |
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●1997年8月11日生まれ(25歳) |
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CFで現在唯一の女性ドライバー。陸を走るものはあらかた免許を持っている。レースを愛し、デビュー前にもコースマーシャルのアルバイトをやって、レースにかかわってきた。NASCAR参戦ののちに2014年、2015年と国際F3000で2年連続チャンピオンを獲得し、2016年に8年振りの女性ドライバーとしてセベナージからCFデビュー。第2戦アメリカで早くも7位、続くカナダでも予選10位、決勝8位に入るなど、前半戦は10位前後を争う活躍を見せ注目を集めたが、後半戦は疲れが出たのか下位に埋もれてしまった。しかし、翌年は再び上位争いに食いこみ、イギリスでは初ポイントを挙げる。2018年にも二度6位入賞、2019年も6位入賞1回と、弱小セベナージでコンスタントに結果を残し、パドックでもその実力は誰もが認めるようになっていく。そして2020年に新生KAMスタンピードへ移籍。シーズン中盤で3戦連続入賞するなど、ここでも結果を見せると、翌年はそれを上回る五度の入賞を果たし、周囲にドライバーとして着実に成長していることを印象付けた。この成績が、この年限りで再び監督業に専念する決意を固めたフランツ・ハイネルの目に留まり、2022年のシュトルムツェンダーのシートを得ることとなる。念願の4強チームへ入った彼女だったが、多少のプレッシャーと特殊なマシンになかなか慣れることが出来ず、表彰台はおろか、それまでの最高である5位に入るのが精一杯で、結局前年と同じ7ポイントという期待ハズレな結果に終わった。 |