|
|||
ロバート・マーシャル(イギリス) |
|||
●PP回数:5回 |
|||
第1回GPXの後半戦からスタースタンピードのドライバーとしてCFデビュー。15歳と非常に若い年齢での参戦のため、多くの注目を集めてのデビューとなった。この年はシーズン途中からの参戦だったため、ランキング15位だったが、2007年は初PPを獲得するなどで早くもランキング4位となり、天才ぶりを遺憾無く発揮。翌年はPPも無く、ランキング6位と少し成績が停滞するが、2009年はPPこそ1回のみだったものの、コンスタントに上位入賞し、ランキング2位に。ここで、自身もその周辺も、次はチャンピオンとの思いを強くするが、その意識が空回りしてしまい、翌年はランキング13位と極度の不振に落ちこんでしまう。このシーズンの屈辱をバネに迎えた2011年シーズンは、牽引式ブースト搭載の10輪車という奇抜なニューマシン、スタンピード35Rを駆り、PP3回、ファステストラップ4回を記録するなどの活躍で念願のランキングトップに立つ。しかし、初チャンプ獲得を目前にしてレース中の事故でこの世を去ってしまった。原因は最高速830kmを記録するほどのパワーに加え、このシーズンからセミ・オート・ドライブが廃止されたこともあり、そのパワーを制御しきれず暴走してしまったこと。彼のチャンプ獲得が確定したのは、これからしばらく後のことであった。この事故がきっかけになり、それまでのやみくもなパワー追究から、牽引式ブーストの廃止、排気量などのレギュレーション改正がなされることになった。 |