オーストリア国旗

Karl Lichter von Randoll

(Austria)

カール・リヒター・フォン・ランドル(オーストリア)

ランドル坊ちゃまのお写真

 ●2001年7月7日生まれ(21歳)
 ●GPデビュー:2015年ノルウェーGP(決勝1位)
 ●PP回数:8回
 ●出走回数:67回
 ●優勝回数:12回
 ●獲得総ポイント:295点
 ●在籍:ユニオンセイバー
 ●主なレースキャリア:

 オーストリア皇室の血を引く名門ランドル家の嫡男にして、自身も侯爵の肩書きを持っている。幼い頃からあらゆるスポーツタイトルを総ナメし、2015年はBMWワークスチームからサイバーバイカーズに参戦。ここでも無敵の強さを見せていたが、このとき生涯のライバルとなる風見ハヤトと出会い、そのことがきっかけでサイバーフォーミュラへ参戦することとなる。ノルウェーGPでいきなりポールトゥウィンを決める衝撃的なデビューを飾り、続くアフリカGPでもポールポジションこそブリード加賀に奪われるものの、決勝では連勝を達成。CFでも無敗伝説を築くかの勢いだったが、スペインGPで風見とのデッドヒートの末に敗れて、人生で初めての敗北を味わう。次のドイツはマシンの不調から予選、決勝ともに奮わず。最終戦の日本GPではPPを獲り、決勝でも終盤までトップに立っていたが、最後の富士岡で新条、風見との三つ巴の戦いに敗れてチャンプの座をあと一歩で逃す。翌年は開幕から2連勝する好調なスタートを見せたが、イギリスGPのタイムアタック中にこのレースから復帰したシューマッハの妨害を受けて予選落ちしてからリズムが狂い始め、続くタンザニアではPPを奪取したものの、またしてもシューマッハの罠にかかってフライングを犯し、最後はそのシューマッハに周回遅れにされる際に接触してリタイア。スペインではグーデリアンと大クラッシュを起こすなど、後半戦を散々な成績で終え、ランキング4位に。2017年も開幕から常に表彰台に登るが、優勝は風見に奪われ続け、イギリスGPではその風見との大クラッシュで大怪我を負って引退を決意。怪我が癒えると、その後しばらく父の事業の手伝いをしていたが、2018年に風見のCF復帰を聞くと、古巣のユニオンを買収して名をローゼンクロイツと変え、彼も再び戦いの舞台へと戻ってきた。その後のシーズンは常に2〜3勝を挙げ、タイトル争いに加わるが、チャンプには手が届かず。2022年はトラブルが続いて、風見と加賀についていけず、フル参戦したシーズンでは初めて1勝も出来ずに終わってしまった。

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